野鳥を保護したら

以下、２００５年９月２１日日記より
保護連絡先

野鳥の移動が始まっている今、
もし傷ついたり、ぐったりしている野鳥を見つけて保護したら、
どうしたらいいかしら？
(この保護の時、人の手で触っても問題ないですが、後からよく手をお洗い下さいね。)

って、言っても、漠然としてるから、２択にするんで、選んでね。

１、暗い、その野鳥の大きさにあった段ボールなどに入れて
　　しばらく置いておく　
２、明るくした、その鳥がばたばた沢山動ける
　　大きい鳥かごに入れておく

でしたが、
ねねね、まずね、ぐったりしてる＝
つまりショックを受けているかもしれないわよね？

でね、でね、それが人間の場合なら、そんな時、どうする？
ほら、安静第一っていうでしょ？。だから、野鳥も同じ。

【オオルリ♂】
「２」、

答え＝1番
まず保温をすることと、
落ち着かせることができる場所を用意してください。

だから、暗くて、保温にも適した段ボール＋
その中に新聞紙なんて敷いて上げたら完璧。

明るくした鳥カゴは、鳥から周りが見えて落ち着かないし、
保温にも適しませんもの。
それじゃなくても、人に捕獲？されたと、野鳥さんはドキドキよ。あ、だからね、捕獲する時もさっさと帽子などで暗くしてくれるかしら？。そのほうが動かなくなるし。

で、大きめの段ボール箱だと、バタバタバタバタしてしまって、
かえって羽を痛めたりするから
なるべく、小さめの箱がいいわ。

「３」、19日保護オオルリ若

で、で、暫くそんな中に置いておいて、
野鳥ばバタバタする音が聞こえ出したら、
外に放して欲しいのだけれど
その時は、そっと、段ボールの箱を空けて、
自由に飛ばせて上げてくれるかしら？

もし、まだ動けないのなら、そのままに彼らはしているし、
飛べるなら自分で勝手に飛びますから。

それでですね、どうしても、飛べなさそうな場合、
これ以上自分で保護は無理と思われた場合、
獣医さんに、連れて行く…と、お考えになられるでしょうが、
それ間違いかも。

「３”」、

あのね、獣医さんは家畜のことなどはご専門かもしれませんが、
そんなに野生のものについてお詳しい方は…。

ですから、野鳥を保護して、どうしても飛べなさそうならば、
最寄りの行政機関にご連絡を…。

そうしましたら、野生動物保護の機関や、
鳥獣保護員さんをご紹介下さるはずですわ。

または、動物園にどうしたらいいか？と、ご連絡するのも手ですわね。

保護連絡先

どうぞ、野鳥が移動する「今時期」、
窓になどぶつかって、ぐったりしたり・傷ついたりしたコを見つけたら、
「２」画像のような、不慣れな、今年産まれのコが多いのです。

どうか助けてやって下さいませんか？。宜しく御願い致します。

でもねー、また一つ問題があるのよねー。
それは保護して、野生に戻ればいいのだけれど、野生に戻れない場合
そのコの面倒をずっと見続ける…、それもまた大変な話。
そういう長期間の受け入れ機関が日本には、そうは無い…。

問題はちょっとそうなると複雑ね。
保護連絡先

（補足＝2"画像のオオルリ若は、保護して3時間程で無事自力で自然界へ。)